ここでは、「房総のむら」を実際に歩いてみて分かった、時短&タイプ別のオススメの歩き方をご紹介します♪
では、早速本題です。
目次
房総のむらの”体験的”ブログ!時短&タイプ別の歩き方♪
まず、結論から言うと、「房総のむら」については、次の3つのタイプの歩き方がオススメです。
「房総のむら」の時短&効率的な歩き方のコース例
- 1~2時間コース: 旧い町並みをサクッとチェックしてインスタ用の写真撮影&ランチ(お茶)派
- 2時間~3時間コース:「房総のむら」のコスプレ体験&写真撮影に興味がある!
- 2~3時間コース: 見どころをじっくりと回りたい
ひとつづつ説明していきますね。
1. 1~2時間コース:旧い町並みをサクッとチェックしてインスタ用の写真撮影&ランチ(お茶)派
筆者がそうなんですが、千葉県観光したい友人などを連れて「房総のむら」に立ち寄る場合、時間的な限りがあることも・・・。
そんな場合は、「房総のむら」の商家の町並みをサクッとチェックして、インスタ用の写真などを撮影してランチ(お茶)・・・というコースなら1~2時間で足りると思います。
個人的にオススメのコースは次の通りです。
サクッと1~2時間コース
- 商家の町並みに入場 ⇒ 散策&写真撮影 ⇒ 気に入った店に入ってランチかお茶 ⇒ ドラムの里を軽くチェック
このようなコースであれば、マックス2時間もあれば、回れると思います。むしろ、さらに長い時間になると、時間を持て余してしまうこともあるかも・・・。
2. 2時間~3時間コース:「房総のむら」でコスプレ体験をしてみたい!
「房総のむら」のコスプレ体験に興味がある方は、”コスプレして写真撮影&練り歩く!”これだけで良いと思います。商家の町並みメインでの写真撮影が目的であれば、マックス3時間で足りると思います。
ただし、覚えておきたい注意点が3点ほどあります。
注意ポイント
- コスプレ体験は1日1回3時間まで
- 着付け&私服への着替え時間も考えておく
- コスプレ衣装で「房総のむら」の中を歩く際にはマナーやルールに注意
コスプレの場合、着付け&コスプレ後の私服への着替えの時間なども必要ですので、3時間程度はやはり見ておくことをオススメします。
また、とくに何人かのグループで「房総のむら」でコスプレ体験をする場合、つい盛り上がってしまう・・・なんてこともあるかも。ルールやマナーにも気をつけたいもの・・・。
とはいえ、普通にコスプレして町並みを歩いて写真撮影する分には全く問題はありませんので、楽しみましょう^^
3. 2~3時間コース:「房総のむら」の見どころをじっくりと回りたい
<旧学習院初等科正堂>
個人的には、一番オススメなのが、このじっくり見て回るコースです。次のような方にオススメです。
こんな方にオススメ♪
- 歴史が好き&時間がある
- 日本文化を知りたい外国人の友人を連れていきたい
そんな方にオススメしたい「房総のむら」の歩き方のコースがコチラです。
じっくり堪能派にオススメのコース
- 商家の町並み ⇒ 風土記の丘資料館 ⇒ 下総の農家&安房の農家 ⇒ ドラムの里 ⇒ 車に乗り換える ⇒ 旧学習院初等科正堂の見学 ⇒ 101号墳 ⇒ 岩屋古墳
<101号墳>
ポイントは、「房総のむら」を見学後、車に乗り換えて他の見学スポットを回ること。
平日であれば、とくに旧学習院初等科正堂、101号墳や岩屋古墳は見物客が少ないことも多くオススメです。景色や環境も良く気持ち良く、楽しく散策をすることができます。
<旧学習院初等科正堂>
旧学習院初等科正堂は、江戸時代とはまた違った時代の趣を感じることができます。今の時代にはないノスタルジックさが感じられオススメですね。
旧学習院初等科正堂をサクッと解説!!
- 「旧学習院初等科正堂」は、1899年(明治32年)に東京・四谷区に学習院初等科正堂として建造され、 1975年に今の場所に移築
- 1936年(昭和11年)の皇太子さま(当時)の入学に備えて学習院の正堂を改築することになったため、移築されたという経緯がある
- 国の重要文化財に指定されている
ちなみに、「旧学習院初等科正堂」は、1936年に印旛郡遠山村に移築 ⇒ 1975年に今の場所に移築された経緯があり、計2回にわたって移築されました。
「旧学習院初等科正堂」の設計者は新家孝正氏でした。
画像出典元:Wikipedia
新家孝正氏は、他にも華族女学校、農商務省庁舎、日本パノラマ館、山県有朋別邸無鄰菴、京都大丸、日本美術協会会館など歴史的価値の高い建造物の設計を手掛けました。
無鄰庵洋館(山縣有朋別邸)
設計:新家孝正
建設地:京都府京都市左京区南禅寺草川町31
竣工:1898年 pic.twitter.com/ReMQCtv1vg— Takahiro Watabe (@takahiro_watabe) September 30, 2018
当時は時代の最先端をいく設計だったはず。新家孝正氏は、19世紀後半から20世紀前半まで活躍した設計士で、今でいうカリスマ設計士といえるでしょう。
<岩屋古墳>
また、古墳群も見る価値があると思います。これらの古墳群は、印旛沼北岸から香取海南岸に本拠を置いた一豪族たちが築造した権威の象徴ともいえるたわけで、古代に思いを馳せるのもオススメ^^
参考
- 101号墳: 直径約25m、高さ約3.5m、2重の周溝からなる。築造時期は6世紀前半と推定。円筒埴輪、朝顔形埴輪、人物・動物・家形埴輪があった。また、鉄刀や鉄鏃、馬具なども出土した。
- 岩屋古墳: 105号古墳とも呼ばれる。7世紀に築造。一辺78m、高さ13.2mの大きさは日本最大級。横穴式石室×2基を備えており、水鳥型埴輪などが出土した。
正直言って、これは「房総のむら」の古墳に限ったことではないですが、実際に見に行っても、たんなる土の塊に見えます(古墳マニアの方!すみません)。
とはいえ、過去の権威者たちが権威の象徴として古墳を築造したと考えると、時代は変わっても人間の本質は変わらないのかな~と思えたりします。一度見にいかれることをオススメします^^
房総のむらの体験的ブログ!時短&タイプ別の歩き方♪ ~まとめ
ここでは、「房総のむら」を実際に歩いてみて感じた、オススメしたい時短&タイプ別の歩き方を紹介しました。
次の3つのタイプの歩き方がオススメです。
「房総のむら」の時短&効率的な歩き方のコース例
- 1~2時間コース: 旧い町並みをサクッとチェックしてインスタ用の写真撮影&ランチ(お茶)派
- 2時間~3時間コース:「房総のむら」のコスプレ体験&写真撮影に興味がある!
- 2~3時間コース: 見どころをじっくりと回りたい
「房総のむら」は、入園料がわずか300円(2019年現在)ですので、リーズナブルな料金で楽しめる観光スポットです。
しかし、一緒に行く人に合わせて、回り方を工夫して歩いてみると、意外な発見があったりします。千葉県内にある古墳の多くが、この「房総のむら」に集結していることなども考えると、機会があれば、是非、じっくりと歩いてみることもオススメしたいですね♪